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株本 裕史; 中川 創平; 松田 誠
JAEA-Conf 2022-002, 146 Pages, 2023/03
第34回「タンデム加速器及びその周辺技術の研究会」は、令和4(2022)年7月21日(木)22日(金)の2日間に亘り日本原子力研究開発機構原子力科学研究所により開催された。新型コロナウイルスの感染拡大防止の対応からオンライン形式とした。本研究会は、タンデム加速器を中心とした静電加速器施設を運営あるいは利用する研究者・技術者の現場レベルからの話題提供を通じて、参加者相互の情報交換を図り、関連研究の発展や施設管理に資することを目的として行われている。本研究会へは26の大学、研究機関および産業界から約100名の関係者が参加した。発表件数は25件で、各施設の現状報告や加速器の技術開発、応用研究等について報告が行われた。また、今回はオンライン開催のためにポスター発表は行わず、口頭発表のみとした。本報告集は、これらの発表内容をまとめたものである。
今井 伸明*; 大津 秀暁*
JAEA-Conf 2021-001, 236 Pages, 2022/03
2020年度核データ研究会は、2020年11月26日27日に、埼玉県和光市にある理化学研究所和光キャンパスのRIBF大会議室にて、オンライン併用の形式で開催された。本研究会は、日本原子力学会核データ部会が主催、日本原子力学会「シグマ」調査専門委員会、日本原子力研究開発機構(原子力機構)原子力基礎工学研究センター、理化学研究所仁科加速器科学研究センター(理研仁科センター)、東京大学原子核科学研究センター(CNS)、高エネルギー加速器研究機構和光原子核科学センター(KEK-WNSC)、東京大学理学部が共催した。今回、チュートリアルとして「原子炉の理論と実験」を、講演・議論のセッションとして、「加速器施設と核データ」、「深層/機械学習と原子核物理、核データへの応用」、「核医学、核薬学」、「核分裂、重イオン核分光」、「原子核反応データ」の5セッションを企画し実施した。さらに、ポスターセッションでは、実験、理論、評価、ベンチマーク、応用等、幅広い研究内容について発表が行われた。参加者総数は119名でそのうち現地参加は62名であった。それぞれの口頭発表及びポスター発表では活発な質疑応答が行われた。本報告集は、本研究会における口頭発表15件、ポスター発表25件の論文を掲載している。
坂上 和之*; 原田 寛之
加速器, 16(3), p.204 - 206, 2019/10
「ビーム」は、幅広い分野の研究基盤として利用され、科学技術へ大きく貢献し発展し続けており、それを支えるものが『ビーム物理』である。若手研究者・技術者らが連携・共有し、共に切磋琢磨することが次世代のビーム物理の発展、更には科学技術への貢献を担うと確信し、2018年4月『ビーム物理研究会・若手の会』を結成した。本会が新たに立ち上げた『企画研究会』を紹介しつつ、令和元年7月30日に開催した第1回企画研究会「ビーム物理の30年後の世界を考える」に関して報告する。
大洗研究所材料試験炉部
JAERI-Review 2003-026, 163 Pages, 2003/09
本報告書は、日本原子力研究所主催の「先進原子力機能材料(ベリリウム金属間化合物)に関する研究会」の講演要旨及び講演で使用された発表資料を収録したものである。本研究会は、2003年3月17日に東京の丸の内ビルディングにおいて、金属工学及び核融合炉材料開発に携わる日本の産学官の研究者20名の出席のもとに開催された。ベリリウム金属間化合物は、既存材料であるベリリウム金属が高温・高中性子照射を余儀なくされる発電用核融合炉に使用した場合に課題となる、水蒸気との反応性,トリチウムインベントリ及びスエリングを改善するために原研が開発してきた先進材料である。本研究会は、研究成果や共同研究の可能性等についての議論を通じて、ベリリウム金属間化合物に関する研究の促進を図ることを目的として開催された。本研究会では、ベリリウム金属間化合物(BeTi)を用いた研究成果に関する9件の講演と、「ベリリウム金属間化合物の製造に関する研究」及び「ベリリウム金属間化合物の特性評価と全日本的取組み」と題した2件の総合討論が行われた。本研究会における発表と議論により、ベリリウム金属間化合物の先進原子力機能材料としての有効性が明らかになるとともに、製造技術,材料特性などに関する検討課題が明らかになった。
坂本 宜照; 仲野 友英; 大山 直幸
プラズマ・核融合学会誌, 79(7), p.715 - 716, 2003/07
第6回若手科学者によるプラズマ研究会を「輸送と構造形成」の主題のもとに,平成15年3月5-7日に日本原子力研究所那珂研究所において開催した。今回の参加者は約30名であり13件の講演が行われた。各講演の概要と議論の内容について報告する。
坂本 宜照; 仲野 友英; 大山 直幸
プラズマ・核融合学会誌, 78(5), P. 471, 2002/05
第5回若手科学者によるプラズマ研究会を「周辺プラズマ及びプラズマ・材料相互作用」の主題のもとに、平成14年3月4-6日に日本原子力研究所那珂研究所において開催した。今回の参加者は約30名であり12件の報告が行われた。各発表の概要とサマリーセッションについて報告する。
大西 徹; 槇 彰; 柴田 里見; 八戸木 日出夫; 乳井 大介; 橋本 孝和; 福田 一仁
JNC TN8410 2001-023, 188 Pages, 2001/11
本資料は、平成13年10月11日に日本原燃(株)六ヶ所本部再処理事業所にて開催した「第四回東海再処理施設技術報告会」の予稿集、OHP、アンケート結果を報告会資料としてまとめたものである。第四回は、「東海再処理施設の保全・補修実績」について東海再処理施設においてこれまでに得られた技術・知見等の報告を行ったものである。
桜井 淳; 長家 康展; 山本 俊弘; 薮田 尚宏*
日本原子力学会誌, 43(9), p.26 - 27, 2001/09
日本原子力学会「モンテカルロ法による粒子シミュレーション」研究専門委員会主催の第2回「モンテカルロシミュレーション」研究会が2001年5月24-25日に東京・大手町の三菱総合研究所で開催された。本稿は研究会実施報告であり、全発表者の講演内容及び特徴,評価と課題が記されている。この研究会の特長は国内の研究者の発表だけでなく、アジア圏を含む準国際会議的側面を備えた研究会であること、発表内容が臨界・遮蔽から高エネルギー・宇宙被曝に至るなど多様なことである。
原子力コード研究委員会原子力コード評価専門部会
JAERI-Conf 2000-018, 342 Pages, 2001/01
第一回「モンテカルロシミュレーション」研究会が、1998年9月10日と11日の両日、東京大手町の三菱総合研究所において開催された。この研究会は、日本原子力研究所の原子力コード委員会が主催して調べたものである。口頭で、コード開発、並列計算、炉物理、燃焼、臨界、遮蔽、被曝、核融合炉、核融合プラズマ、放射能消滅処理、電磁カスケード、核燃料サイクル施設の21件の報告があった。本報文集は、これらの論文をまとめたものである。
羽島 良一; 上坂 充*; 松下 正*
放射光, 13(5), p.412 - 414, 2000/11
2000年9月に行われた標記ワークショップの報告記事である。X線自由電子レーザーの実現に必要な要素技術、また利用に関して交わされた活発に議論をサブグループごとにまとめた。装置・技術に関するグループでは、ダクト内面の微小な凹凸によるビーム質の劣化や、バンチ電荷とエミッタンスの関係など詳細な議論が行われた。利用に関するグループでは、LCLSで予定されている実験を中心に、必要な光学系、発生されるX線のパラメータに対する要求が議論の中心であった。
千葉 敏
JAERI-Conf 2000-011, 148 Pages, 2000/08
第2回「極限条件におけるハドロン科学」研究会は、先端基礎研究センター第179回基礎科学セミナーとして極限ハドロン科学研究グループの主催で、2000年1月24日~26日にかけて、東海研究所先端基礎研究交流棟において行われた。核子、ハドロン及びクォークから成る多体系の極限条件におけるさまざまな様相を理解するうえで重要な核物質、高エネルギー核反応、中性子星、量子色力学及び超新星爆発・元素合成等のトピックスについての27件の発表が行われた。参加総数は約50名で、盛況のうちに全日程を終えた。本レポートはその報告集である。
桜井 淳; 山本 俊弘; 植木 紘太郎*; 森 貴正; 野村 靖; 内藤 俶孝*
Journal of Nuclear Science and Technology, 37(Suppl.1), p.446 - 448, 2000/03
本論文は日本における最近のモンテカルロシミュレーション研究活動の概要をまとめたものである。本論文で取り上げた活動内容は、(1)原研が実施した遮蔽実証解析、(2)原研の原子力コード評価専門部会で実施した「原子力研究におけるモンテカルロシミュレーション」及び「モンテカルロ計算ガイドライン」作成、(3)第1回モンテカルロシミュレーション研究会内容、(4)日本原子力学会に設立した「モンテカルロ法による粒子シミュレーション」研究専門委員会の活動である。(1)-(4)はモンテカルロシミュレーション研究における新しい試みであり、世界でも例がない。この論文で日本におけるこの分野の研究の進展を世界に示し、情報交換を推進したいと考えている。
安全研究専門部*; 大洗開調室*
JNC TN9200 2000-001, 133 Pages, 2000/02
平成11年12月15日、動力炉分野を対象とした第11回安全研究成果発表会が、大洗工学センターの展示館(テクノ大洗)で開催された。本発表会では、平成8年度平成10年度の3ヶ年の成果の発表及び討論が行われた。発表課題は、高速増殖炉(FBR)、耐震及び確率論的安全評価の各分野の動力炉に係る安全研究課題(全34課題)の中から、安全研究専門部会の各分科会での検討を踏まえて11課題が選定された。また、本発表会は一般公開として行い、関連分野における学識経験者等にも広く意見を求めるために、社外からも多数の方々の参加をいただいた。本資料は、発表会で使用したOHP集、質疑応答、当日の出席者リスト等について取りまとめたものである。なお、安全研究成果調査票は、「安全研究成果の概要(平成10年度-動力炉分野)」(JNC TN1400 99-027,1999年11月)に収録している。
河西 善充; 毛呂 達; 河村 文雄; 掛樋 勲; 戸部 賢治; 東 達弘
PNC TN9410 98-033, 284 Pages, 1998/03
動燃大洗工学センターシステム開発推進部では、安全性、信頼性、経済性等の向上のみならず、環境への負荷低減、核不拡散性への配慮など将来の社会の多様なニーズに対応できる先進的核燃料リサイクルシステムとして、溶融塩を用いたリサイクルシステムの設計研究を進めている。しかしながら、高速増殖炉懇談会の結論等に見られるように最近の原子力を巡る状況は大きく変化して来ている。動燃(新法人)が先進的核燃料リサイクルシステムの研究を進めるに際して、現時点の社会ニーズを踏まえ、将来の高速炉実用化時代における核燃料リサイクルシステムは如何にあるべきか、またその研究開発をどのように進めるべきか等に関して、社内及び社外専門家の参加の下に意見交換・討議等を行い今後の研究開発に資することを目的に、「先進的核燃料リサイクルシステム研究会」を開催した。本研究会は、97年12月98年3月に3回の会合を開催。ここで出された意見・提言等を踏まえた研究会の結論は、以下のとおり。(1)高速炉の本来性(ウラン資源の有効利用により、長期に亘りエネルギーを安定に供給するシステム)を最大限に引き出し、経済性・安全性・環境負荷低減・核不拡散等の抜本改善を図り、国民及び国際的に受け入れられるポテンシャルの高いリサイクルシステム・技術を追及すべき。(2)この核燃料リサイクルシステムとして、溶融塩技術を適用し、各種燃料(酸化物、金属、窒化物燃料)サイクルに対応でき、技術進化に柔軟に対応可能なリサイクルシステム・技術の研究開発を進めるべき。(3)将来を見据えた先進的核燃料リサイクルシステムを早期に選択し、開発することが動燃(新法人)の使命。外部の評価・国民の合意の下に、外部研究機関等との連携を強化し、共同・協力して、その研究開発を着実に推進して行くことを期待する。以上の結論を踏まえて、システム開発推進部では、研究会での提言等を今後の研究計画及び動燃(新法人)の事業計画に反映させ、その計画に従い先進的核燃料リサイクルシステムの設計研究を実施して行くこととし、本設計研究等を新法人における社内及び社外研究機関等との新たな協力体制の下に国等の評価を受けつつ進め、将来の核燃料リサイクルシステムの実用化像を構築し、国が行う先進的核燃料リサイクルシステムの方式選定、開発計画の策定等に資することとしたい。
大内 仁; 五十嵐 寛; 河村 和広
PNC TN8440 95-044, 148 Pages, 1995/10
東海事業所及び大洗工学センターにおける高温溶融技術研究成果について議論する場として第1回高温溶融技術研究会を1995年10月6日に地層処分基盤研究施設4階大会議室で開催した。当日は東海事業所、大洗工学センター、人形峠事業所、本社から45名が参加し、高温溶融技術に関連した14件の研究成果の発表があった。本報告書は、研究会の発表要旨及びOHP資料をとりまとめたものである。
not registered
PNC TN1410 95-087, 89 Pages, 1995/10
「信頼性・経済性を目指した核燃料リサイクル技術の開発」の第二部として、「高速炉の研究開発課題」について報告させていただきます。ここでの目標は、安心できる、経済的に魅力のある高速炉を開発することであります。高速炉の開発に対する動燃の基本方針には、「核燃料の安定供給、有効利用はもとより、原子力発電の有利性を最高度に発揮せしめるため」と謳われております。核燃料サイクルと調和のとれた高速炉の開発の究極の目標は、相当に高いレベルに設定されていると言えます。第一部で述べられたように、エネルギーの経済性について高い関心を呼んでいる中、実用化を目指している高速炉の経済性の向上を中心として、さらに、信頼性・安全性の向上に向けての研究開発の取り組みについて、ご報告いたします。
馬場 護*; 中川 庸雄
JAERI-M 93-046, 379 Pages, 1993/03
1992年核データ研究会が、1992年11月26日と27日の両日、日本原子力研究所東海研究所において開かれた。この研究会は、日本原子力研究所のシグマ研究委員会と核データセンターが主催して開いたものである。口頭発表では、15件の論文が「JENDL-3改訂の現状」、「群定数の調整」、「中間エネルギーの核データ」、「核データ評価手法」、「積分データ解析」及びトピックスのセッションで報告された。ポスターセッションでは、核データの測定、評価、積分テストに関する25件の報告があった。シグマ委員会のワーキンググループ活動報告もポスターセッションで行われた。このレポートは、ワーキンググループ活動報告を除いた40件の報告をまとめたものである。
炉物理研究委員会; 原子力コード研究委員会
JAERI-M 93-033, 246 Pages, 1993/03
第8回「原子力におけるソフトウェア開発」研究会が炉物理研究委員会と原子力コード研究委員会の共催により1992年11月11日と12日の両日、日本原子力研究所東海研究所において開催された。本研究会では、(1)次世代の原子炉設計システム、および(2)再処理施設の安全評価用ソフトの最先端に関する14件の報告があった。本報告書はこれらの発表論文の内容を収録している。
野村 昌弘; 小無 健司; 高下 浩文; 加瀬 健; 野村 昌弘; 岸本 洋一郎
PNC TN8100 92-011, 132 Pages, 1992/05
「核変換研究会」が、1992年1月20,21日、村松コミュニティセンター(茨城県那珂郡東海村,動燃正門前)において、大学、国立研究所等より専門家を招聘して開催された。本報告書は、この研究会での口頭発表を取りまとめたものである。放射性廃棄物の消滅処理の今後の研究に活用されることを期待する。
馬場 護*; 中川 庸雄
JAERI-M 92-027, 403 Pages, 1992/03
1991年11月28日と29日の両日、日本原子力研究所東海研究所において「1991年核データ研究会」が開かれた。この研究会はシグマ研究委員会と原研核データセンターにより開催されたものである。口頭発表では、タイにおける核データ活動、JENDL-3と特殊目的核データファイルの現状報告、原研が行っているオメガ計画やESNIT計画とそれに必要な核データ、原子核理論の解説、中高エネルギーにおける核データ、知識工学や炉物理の話題など15件の報告があった。ポスター発表では23件の報告があり、それらは、核データの測定、ベンチマークテスト、核データ評価に関するものだった。本報文集にはこれら全ての発表がまとめられている。